お金のEXPOに行ってみた。②~落合陽一基調講演~

お待ちかね?のお金のEXPO続編。

落合陽一さんの基調講演レポです。

写真、録音一切禁止だったので私のメモと記憶の範囲で記録していきます。

内容が曖昧だったり、主観で書いたりすることもありますが、多めに見てくださいね。

あと、単純に私のアウトプットの記録ですので、箇条書き風味だったり、感想が入っていたりします。

 

 9:00~会場

10:00~

【開会講演】

㈱マネーフォワード 代表取締役社長CEO 辻庸介氏

 

お金のEXPOのアプリはブロックチェーンで作成しています。というのがなんともすごいなという感想。

仮想通貨はどうあれ、ブロックチェーン技術には今後とても期待しているとのこと。

 

 

【ライトニングトーク

日本財託グループ 代表 重吉勉氏

 

「コツコツが勝つコツ!」と力強く言い放っていらっしゃたのが印象強い。

日本財託は不動産投資のグループ。

東京の中古ワンルームマンションは利回り4%で悪くないですよという話でした。

 

10:17~

【基調講演】

落合陽一氏

 

おおおおおおおお!生落合陽一!!!!

ヨウジヤマモトの服だ~~~~となりました(笑)

<自己紹介>

アエラに掲載されていますとか、書道もやってますとか、オーケストラのプロジェクトもやってますとか、私が知らないプロジェクトにも多数参加されているようです。

筑波大学の教授ですが、教授はボランティアだそうです。

 

自分の会社から大学には出向という形をとっていて、会社から給与が出ているので、大学からは給与をもらっていない。

また、大学での発明は落合氏の会社が権利を買い、他者企業へ売ることによって大学にもお金が入る仕組みを作っているそうです。

日本の大学の研究費が少ないのを何とかするため。

みんながハッピーになるためだそう。

というような自己紹介をされていました。

「よ~し、これで自己紹介が終わったぞ」とご自分で言われていて、かなり早口な自己紹介で10分経過。笑

 

あ、びっくりしたんですが、パワポが全部英語でした。

なんか背景かっこよかったし。

義務教育レベルの英語力しかない私でも何となくは分かったので、たぶんそんなに難しくないです。

基本的には図の説明で、その中の絵の注釈が全部英単語な感じ。

 

本題。

 

今の社会は信用を創造する社会であり、モノを持つ時代(三種の神器)→経験する時代(バブル時代)→経験を発信する時代(インスタ)という風に変遷している。

日本の製造業は「モノ作りからコト作りに変わるぞ!」と言っていながら、モノ作りから脱出できていない。

なぜかというと、コト作りをすると言って行ったのが「新機能の開発」である。

新機能という付加価値はついたもののそれはあくまでモノ作りの域を出ない。

コト作りをするのであれば、製品を使ってどのような体験ができるのかを考えなければいけなかった。

 

<「最近、本を書いているんですよ」>

落合さんが行っていることは、高齢化に対してテクノロジーを使って対策を行うことである。

高齢者というのは60歳以上を指していて、60歳以上の人に自分の活動を届けるのは本が一番良い。

若い人はネットで発信しても見てくれている。

しかし、60歳以上の人が情報を取り入れるのは電子媒体ではない。なので、本を書いてます。

 

<最近のプロジェクト>

乙武Zというプロジェクトを行っている。

テレビでも最近は取り上げられているので認知度が上がってきた。

内容は乙武さんに両手足をつけて走ってもらいたいというもの。

今までは、製品が完成してからスポンサーをつけていた時代だったが、それでは今の時代のスピードについていけない。だから、試作の段階でどんどんテレビとかにも出て、スポンサーをつけながら製品を完成させていく。

 

<インフラを縮小する必要>

インフラを拡大させるのではなく、どうやって縮小していくかが大事な時代になってくる。

インフラが回らなくなるとベーシックインカムが導入される。

しかし、現状東京の世田谷区と田舎を比較すると一人当たりのインフラへの自治体予算が数倍も違う。

(世田谷区はもうインフラ整ってるけど、田舎はまだまだこれからという話)

田舎の人を世田谷区に住んでもらえば、インフラの整備費用は増えないし、その整備費でもっと他の事できるよねという話。

まあ、そんなことは社会主義ではない日本では現実的ではないよね。

 

<好きなことで生きていく>

好きなことで生きていけるほど、ネットの発達によって「限界費用」が下がっている。

限界費用とは物事をする時に最低かかるお金のこと。

(Ex.)写真集を売る

今までの流れ(簡略)

カメラを買う(10万円)→印刷する(X万)→厳選する→本にする(Y万)→書店に置く(Z万)→印税が入る(A万)

今の流れ(簡略)

カメラを買う(10万)→インスタに上げる(無料)→反響のあるものを選ぶ→キンドルで売る(無料?)→収益(A万)

今までは写真集を売るまでに費用が莫大だったが、今はほぼ無料でできる。

手元に残るA万円の違いが大きい。

A万円が増えているので、好きなことをして生きていける。

労働時間、限界費用が限りなく0に近くなってきているのが現代社会。

 

<将来ビジョン>

2025年には600万人人材が不足すると言われている。

一番簡単な解決方法は足りてない600万人をどっかから持ってくること。

落合さんのやりたいことは、600万人分を自動で動かすシステムを構築すること。

自動でできる部分は自動にして、人がすべきところへ人を動かす。

インフラは言わば木の幹のようなもの。インフラがあってこそ、枝葉が生い茂っていた。

しかし、現状要らない枝葉を切れない状態、なので、幹がなくとも枝葉が生い茂るシステムをハードではなく、ソフトウェアの面から構築する必要がある。

(Ex.)ブロックチェーン

Amazonは2.5兆円システムへ投資している。日本は国家でも数億円規模。この差が示すこととは…

日本はソフトウェア産業の下請けにならないよう開発型の産業構造にならなければならない。

 

日本は下請けにならずに、ダイバーシティの社会を乗り切れるかがとても重要である。

 

以上。

 

箇条書きで申し訳ない。

また、編集とかするかも。

圧倒的情報量だった。

普通に録音してもっかい聞きたいわ…。

 

あ、似たようなことを話してるので、小泉進次郎氏と行った「平成最後の夏期講習」見てくださいとのことです。